瓢箪を平面的に利用して組合せ、造形しようとするものである。輪切りにしようとする瓢箪は、千成、百成の小・中形は容易であるが、大形になるほど難しい。アメリカ瓢、ペルー種、その他の異形種は一層難しい。初心者は小形から始めるとよい。また、1個の瓢箪から輪切りにしたものが、2個しか出来ない。従って、多くの瓢箪を用意する必要がある。出来たら、肌のきれいな、口の穴の無いものがよい。
1) |
先ず、瓢箪のセンターを出して(口と尻が水平)固定する。 |
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2) |
トースカンで瓢箪の中心の周囲に、水平にケガキ(線を引く)をする。(瓢箪を固定して、トースカンを瓢箪の周りに動かしていけばよい) |
3) |
瓢箪をはずし、ケガキ線に沿って、口の方から胴付き鋸で切っていく。(このとき、鋸は引くときよりも押すときに切れるようにするとよい) |
4) |
中央から割られた(切られた)瓢箪をサンドペーパーの上でスライドさせながら、切断面が水平になるように磨り合わせる。 |
5) |
切断面が水平になったら、平らな場所に切断面を下にして伏せる。 |
6) |
トースカンでケガキをする。(1cmが限度) |
7) |
ケガキが済んだら、再度、胴付き鋸、ホビー鋸で、瓢箪を片手で押さえながら切っていく。このときも、引くときよりも押すときに切れるようにする。
以上で輪切りが終わる。以下、同様にして切っていく。 |