1. |
紅ガラ塗装液の調合 |
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松煙墨(粉末)をすり鉢に入れ、油を少しずつ注いで、松煙墨とよく混ぜる(すりこぎ棒で)。
次に、紅ガラを少しずつ加えて松煙墨と混ぜる。このとき、仕上がりの色を考えながら紅ガラを入れること。混合中、液に粘りがでてくるので、塗りやすい軟らかさにするため、水を少量入れる。塗装液が出来上がったら、タオル片を入れ、塗装液を充分にしみ込ませる。 |
2. |
塗装 |
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メリヤスの布片に塗り液を付着させて、瓢箪の尻部から頭部に向けて”すり込む”ように、少し厚めに塗る。一度乾いたら、重ね塗りはしない。 |
3. |
塗装後の処理 |
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15分程度で乾燥させた後、乾いた布片で塗り面を磨いて、余剰の塗料を落とす。
ラッカースプレー(透明つや消し)を磨き面にスプレーし、仕上げとする。
(仕上げのスプレーは、薄めにかける。乾いたら、また、スプレーする。これを数度繰り返す) |
4. |
その他 |
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紅ガラ調合液の保存法 |
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使用後の残余調合液(タオル 1/2にしみ込ませたもの)を保存する場合は、タオル片に充分しみ込ませて回収し、ビニール袋に入れ、口を閉めて保存する。次に使用するときは、調合液のしみ込んだ布片を「すり鉢」に戻し、清水を少し注ぎ「すりこぎ棒」で布片を軽く叩いて調合液を再生させる。 |
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紅ガラ塗装の後、金スプレーを軽く掛けて「薄め液」で拭くと、古代金のような雰囲気が楽しめる。
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