瓢箪への紐掛け

(間島 鉄之助)


1. ひょうたん結び(前結び)
   始めに紐端を結ぶ(男結びあげまき結びなど)
(1) 右の紐で輪を作る。
(2) 左の紐を矢印どおりに通す。
(3) 上下に引き締める。
(4) 女結び出来上がり。
(5) 男(女)結びの部分を瓢のくびれに添って、右の紐を図アのように曲げて、イの紐をウの方向に巻く。
(6) 矢印の方向に巻き、引き締める。
(7) 瓢の胴に2〜4回巻き、紐の最後をアの輪に巻き、エの紐を引く
(8) オの輪をアの輪に通して締める。
(9) カの部分を整え、オを栓の穴に通す。


2. 道明式掛け結び
(1) 瓢箪の大きさなどで紐の長さを決める。
(2) 紐端に結び(例 あげまき結び、菊結び)を作る。
(3) 結びの部分を瓢のくびれの部分に添え、右の紐を時計回りに、3・5回と奇数巻く。
(4)

瓢箪の後側で紐を結び通して、下の輪を上の輪の中に通して締める。その紐を栓に通す。

 


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