なぜ、海は青いのか
海が青いわけは、空が青いわけとは違います。なぜなら、空を青くしている粒子と海を構成している粒子(主に水分子)では大きさが100倍程度違うからです。「空はなぜ青いのか」というところで考えた考え方では、水分子が空を青くしている粒子の1/100程度の大きさしかないのでうまく説明できないのです。つまり「なぜ空は青いのか」という考え方を海の場合にも適用すると水分子のその小ささのために、光のほとんどは水を通過してしまい海の色は透明になってしまうからです。ではどう考えるかというと、水分子を構成している水素原子と酸素原子はある一定のリズムで振動しているわけですが、ちょうどそのリズムにあった周期でやってくる光を吸収してさらに激しく振動しようとするのです。リズムにあった周期でやってくる光とは水の場合は赤色の光なのです。その結果、赤色の光は吸収され青色の光が一部反射され、人間の目には青色に見えるというわけです。ちなみに水分子の水素を重水素(原子核に中性子が一個ある水素)に変えると振動のリズムが変わってしまい、海の色は白色になると言われています。