なぜ、電子レンジでは温まらない物と温まる物があるのか。
まず、電子レンジの基本的な原理を述べたいと思います。電子レンジは電磁波で物体を温めているというのが原理です。簡単すぎますね。すみません。ここで電磁波というのは、普段の生活では、電波、電波と言われているものです。その、電磁波なるものはいったい何かというと、電場と磁場とがお互いを作りあって振動しているものです。電場とは、何か電気を帯びているものがそのうえにのるとその電気を帯びている物を動かそうとする、透明で目に見えないものです。つまり、冬場のパチパチいっているようなセーターを電場の上にのせると、セーターが動くことになります。また、磁場は何か磁石みたいなものをその上にのせると、その磁石みたいなものを動かそうとする透明で目に見えないものです。つまり磁石を磁場の上にのせると磁石が動くことになります。
ここで、物を温める方法を考えたいと思います。温めたい物を火にかけるというのも1つの方法ですが、もう一つ忘れてはいけないのが、物をこすり合わして、温めるという方法です。手と手をこすり合わして、手を温めるというやつです。人間は、物を構成している分子が、激しく動いているときにそのものは温度が高いと言っています。つまり、物を火にかけたり、こすり合わしたりすると、分子がエネルギーをもらい、分子がより激しく動きだし、温度が高くなるというわけです。
それでは本題に入ります。電子レンジで物が温まると言うことは、電磁波によってその物が温められるということを意味します。電磁波が分子を揺らせば、分子が激しく動くことになり、温度が上がることになります。それでは、どのようにして、電磁波は分子を揺らしているのでしょうか。分子がパチパチいっているセーターか磁石みたいな物であれば、電場と磁場によって分子が激しく動かされるということになります。そうです、分子にはパチパチいっているようなセーターみたいな状態のものとそうでないものがあるのです。電子レンジで普段温める物の中に含まれている分子で、パチパチいっているセーターみたいなものは、ずばり水分子です。だから、水を含む物は電子レンジで温まるし、水を含んでない物は温まらないということになります。
アメリカで、ペットの猫がずぶぬれになっていたので、電子レンジにその猫をいれて、乾かそうとしたところ猫が死んでしまったので、その電子レンジを製造している会社を、猫を電子レンジで乾燥させてはならないと説明書に書かなかったのは義務を怠っているという理由で、訴えたそうです。その結果、アメリカの電子レンジの説明書には猫を電子レンジで乾燥させないで下さいと書いてあるそうです。猫は生物ですから、水を大量に含んでいて、電子レンジでは熱くなりすぎるというのは当たり前のような気がしますが・・・・。