| PROFILE |
![]() |
2007年4月29日版(注:写真はもっと若いとき。) →以前のプロフィール。 |
||||||||||||||||||||||||
|
これまで
|
|||||||||||||||||||||||||
専門分野:素粒子原子核ハドロン物理学。特に「ストレンジネスをもつ粒子の構造」。
![]() |
古代賢人たちは、「物質の根源とは何か?」と考えました。物質の基本には「要素」があり、物質は要素の組み合わせからなると考えたのです。古代ギリシアでは、「それ以上分割できない究極の粒子」がデモクリトスによって提唱され、アトムと呼ばれました。また、アリストテレスは「万物は、火・空気・水・土からなる」と考えました。 現代科学でも、「万物は要素の組み合わせからなる」という考えがとられ、「分割できない究極粒子はクォークである」とされています。左図に示すように、クォークは全部で6種類あるとされています。このうち、宇宙創生から約100億年の時が過ぎる現在に、地球上に存在するのは、アップクォークとダウンクォークからなる核子(陽子と中性子)です。核子が集まることで、原子核を構成しています。ヘリウム原子核を例にとると、右図のように陽子2つと中性子2つからなることが分かっています。 地球上に存在する通常の原子核は全て陽子と中性子からなるので、クォークでいうならばアップクォークとダウンクォークからなっていることになります。ところが、クォークは全部で6種類あります。ストレンジクォークを含む粒子はハイペロンと呼ばれ、核子のように原子核を構成します。ハイペロンをひとつ含む原子核はシングルハイパー核、ふたつ含む原子核はダブルハイパー核と呼ばれています。ダブルハイパー核は、いままで世界で数例しか見つかっていません。私はダブルハイパー核のさらなる発見をめざしています。 この研究の進行状況を、2006年にドイツで開かれた国際会議hyp2006で発表しました。 |
![]() |
技術力:ハードウェア(電子回路など)とソフトウェア(プログラム言語など)
|
|
ハードウェア: ソフトウェア:
|
![]() |
教育:ビジュアルな講義とアウトリーチ活動
![]() |
これまでの、大学で講義を受け持ちました。理系科目の「物理学」と「力学基礎」をはじめ、文系向けの「イギリス文化の中での物理学」の講義を行いました。講義後のアンケートによると、「図を多く使って、わかりやすい」というものが多いです。 物理法則を目でみえる形にすることが重要だと考えており、コンピュータグラフィックス(CG)による表現を模索しています。左図は、CG技術習得のため私が作成したCGです。 また、最先端科学の楽しさを社会に伝えるために、高等学校や企業との連携活動(アウトリーチ)に興味をもっています。特に、京都大学原子核ハドロン研究室で行われている「MAP CORE」プロジェクトを担当しており、高等学校での出前講義などの検討を進めています。右図はMAP COREプロジェクトのロゴで、高校生や理科好きによるダブルハイパー核の発見を目指しています。2007年6月1日のスタートを目標に、関係各方面の協力を得ながら準備をすすめています。興味のある方は、tsunemi@scphys.kyoto-u.ac.jpまでご連絡ください。 |
![]() |