PROFILE

 

名前 常見俊直 (Tsunemi Toshinao)
所属

京都大学大学院 理学研究科 物理第2教室
原子核ハドロン研究室 研究員(科学研究)

所属学会 日本物理学会
委員など

(1)社団法人かたばみ会(山口県立宇部高校同窓会)評議員
(2)月刊誌 理科の探検「Rika Tan」企画および編集委員
(3)専門誌「原子核研究」編集委員

資格等 博士(理学)、基本情報技術者など。
Email office@toshinao.com
特技 運を味方につけること。地道な努力が運を呼びます。
備考 おもしろいこと、工夫されていること、おいしいものが好き。
日々の生活は、常見ブログでどうぞ。

2007年4月29日版(注:写真はもっと若いとき。)
→以前のプロフィール

これまで

1976年12月 山口県宇部市東岐波に生まれる。
  東岐波中学時代には、今思えばいろんな活動をしてました。活動の原点。
1995年3月 山口県立宇部高等学校を卒業。宇部高同窓会かたばみ会評議員に着任。
1995年4月 京都大学 理学部に入学。
  大学時代にコンピュータに目覚め、雑誌Magazine Linkを創刊。初代編集長。ラジオへの出演や新聞に掲載されました。
1999年4月 東京大学大学院理学研究科修士課程に入学。アメリカ合衆国ブルックヘブン国立研究所の実験BNL-E787/E949に参加開始。
2001年4月 東京大学大学院理学研究科博士課程に進学。
2005年3月 東京大学大学院より博士号(理学)を授与される。専門は、素粒子原子核ハドロン物理学。
2005年4月 大阪大学核物理研究センター教務補佐員。兵庫県にあるSPring-8での実験LEPSに参加開始。
2006年4月 京都大学大学院 理学研究科 物理第2教室 原子核ハドロン研究室 研究員(科学研究)。茨城県つくば市KEK-E373実験に参加開始。
2006年後期 兼任:財団法人大学コンソーシアム京都のゲスト講師。京都ノートルダム女子大学英語英文学科主催。
2006-2007年 兼任:各年前期は、京都教育大学非常勤講師。担当は2006年「物理学」、2007年「力学基礎」。

 

 

専門分野:素粒子原子核ハドロン物理学。特に「ストレンジネスをもつ粒子の構造」。

 古代賢人たちは、「物質の根源とは何か?」と考えました。物質の基本には「要素」があり、物質は要素の組み合わせからなると考えたのです。古代ギリシアでは、「それ以上分割できない究極の粒子」がデモクリトスによって提唱され、アトムと呼ばれました。また、アリストテレスは「万物は、火・空気・水・土からなる」と考えました。

 現代科学でも、「万物は要素の組み合わせからなる」という考えがとられ、「分割できない究極粒子はクォークである」とされています。左図に示すように、クォークは全部で6種類あるとされています。このうち、宇宙創生から約100億年の時が過ぎる現在に、地球上に存在するのは、アップクォークとダウンクォークからなる核子(陽子と中性子)です。核子が集まることで、原子核を構成しています。ヘリウム原子核を例にとると、右図のように陽子2つと中性子2つからなることが分かっています。

 地球上に存在する通常の原子核は全て陽子と中性子からなるので、クォークでいうならばアップクォークとダウンクォークからなっていることになります。ところが、クォークは全部で6種類あります。ストレンジクォークを含む粒子はハイペロンと呼ばれ、核子のように原子核を構成します。ハイペロンをひとつ含む原子核はシングルハイパー核、ふたつ含む原子核はダブルハイパー核と呼ばれています。ダブルハイパー核は、いままで世界で数例しか見つかっていません。私はダブルハイパー核のさらなる発見をめざしています。

この研究の進行状況を、2006年にドイツで開かれた国際会議hyp2006で発表しました。

 

技術力:ハードウェア(電子回路など)とソフトウェア(プログラム言語など)

ハードウェア:
 トランジスタを用いた電子回路の作成。USB機器の作成。論理回路FPGAなどの最新ハードウェア(左図)の使用。

ソフトウェア:
 
ワード、エクセル、パワーポイント、フォトショップ、イラストレータ、CINEMA4Dなどのソフト。使用経験のあるプログラム言語は、VBA、C、C++、Python、Perl、PHP、tcsh、FORTRAN、SQLなど多数。 WEB制作を得意とし、当サイト内ひょうたん展覧会30万アクセス突破。右図はHTMLを私が書いた研究用サイトhttp://www.hadron.jp/です。

 

教育:ビジュアルな講義とアウトリーチ活動

 これまでの、大学で講義を受け持ちました。理系科目の「物理学」と「力学基礎」をはじめ、文系向けの「イギリス文化の中での物理学」の講義を行いました。講義後のアンケートによると、「図を多く使って、わかりやすい」というものが多いです。 物理法則を目でみえる形にすることが重要だと考えており、コンピュータグラフィックス(CG)による表現を模索しています。左図は、CG技術習得のため私が作成したCGです。

 また、最先端科学の楽しさを社会に伝えるために、高等学校や企業との連携活動(アウトリーチ)に興味をもっています。特に、京都大学原子核ハドロン研究室で行われている「MAP CORE」プロジェクトを担当しており、高等学校での出前講義などの検討を進めています。右図はMAP COREプロジェクトのロゴで、高校生や理科好きによるダブルハイパー核の発見を目指しています。2007年6月1日のスタートを目標に、関係各方面の協力を得ながら準備をすすめています。興味のある方は、tsunemi@scphys.kyoto-u.ac.jpまでご連絡ください。

 


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