« 科学普及活動 | メイン | 知っておきたい 最新科学の基本用語 »

2009年02月09日

感じのいい人

binding.jpg

ごきげんいかが。本日も京都は晴天でした。

感じのいい人ってどんな人でしょう。
なんでも、日本で一番のタクシー運転手さんは、花のことをよく知っている人らしい。花の話は誰にとっても当たり障りがないことで、話をしない気まずい雰囲気も回避できるから、感じいいらしい。

日本的な会話に天気の話っていうのがあるけれど、これも非常に大切。天気はいつでも関心事だし、どこにいても会話を始めることができるから。ちょっと一緒になった時間とか、天気の話ができると便利です。たまたま、同じ道になったときとか、エレベーターで一緒になったときとか。あと、もう少し時間が長い時は、食べ物の話がいい。これもまた、「何がおいしい」とか、あまり当たり障りがない。というわけで、話に困ったら、天気と食べ物の話がいいです。

さらに、天気や食べ物の話が終わってしまったときに、さらにまだ時間があるときはどうしたらいいでしょう。
ずばり、ここで物理の話をするのがいいかもしれない。人類は、昔から花を愛でてきて花の話も面白い。花はいろいろなものを表す。最近では、英語でblue rose(青い薔薇)は、「不可能なこと」の意味としってびっくり。花の話に加えて、より理系っぽいテイストも加えて物理でどうでしょう。

ちょっと人と一緒になったときに、
「ねえねえ、元素で物理的に最も安定なのはなんでしょう」
などと話をし始める時の素材を本日掲載です。

まだ、画像は制作中だけど、本日掲載。なぜなら、ブログを見ている人から、「更新頻度が少ない」とお叱りをうけたから。最近、インターネットは物騒になってきたから、ブログには多くの人に当たり障りがないことしか書けないわけです。だからといって、天気の話と花の話ばかりというわけにもいかないです。

ということで、最も僕が書きやすく、当たり障りがない話ということで、「物理の話」です。
本日のキーフレーズは、「最も安定な原子核は、陽子(ようし)26個と中性子(ちゅうせいし)30個からなる鉄です。」
それでもって、画像では「鉄」って書いているところです。この図は、横軸に陽子の数をとり、縦軸に中性子の数をとったものです。縦軸は安定さを表わしていて、高いものほど不安定で、低いものほど安定しています。陽子の数(原子番号)が小さいところは不安定で、鉄よりも原子番号が大きいところではゆっくりと不安定になっています。
マニアな人向けには、この図は、「核子あたりの結合エネルギー」を、見た目で谷になるように表現したものです。一般の方々も、もしより感じよくなりたければ、「質量欠損」、「結合エネルギー」などなどで、グーグルしてください。

そうだ、原子核物理といえば、MAPCORE。MAPCOREプロジェクトのページも更新されました。E-Learningのページも開設されたり、一部FireFox対応になったので、ご覧あれ。

以上、より感じよくなりたい人のための物理講座でした。


投稿者 toshinao : 2009年02月09日 01:25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.toshinao.com/mt/mt-tb.cgi/101

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?